スマホの見すぎで白内障になるってホント? 専門医が教える目の健康を守る対策|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

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眼科コラム

スマホの見すぎで白内障になるってホント? 専門医が教える目の健康を守る対策|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

最近、スマホの画面がぼやけて見えたり、文字がにじむように感じたりすることはありませんか?

今や生活に欠かせないスマホですが、長時間の使用によって目の疲れやかすみが起こり、見え方に変化が出る人が増えています。実際、スマホの使いすぎが白内障のリスクを高める可能性があると言われることもあり、決して見過ごせない問題です。

この記事では、スマホと白内障の関係を専門医のインタビューに基づいて解説し、原因や症状、日常生活でできる予防策、さらに目を守るためのスマホとの付き合い方まで分かりやすく紹介します。

スマホ利用で目を守る! 今すぐできる白内障対策

スマホの長時間利用が目の負担になることは避けられませんが、使い方を工夫することでその影響を最小限に抑えることが可能です。ここでは、今日からすぐに実践できる具体的な対策をご紹介します。

関連記事:白内障予防の5つの効果的な方法|専門医が解説する最新知識

スマホ画面の設定を見直そう

スマホ画面の設定を少し見直すだけでも、目の負担を抑えやすくなります。まずは、画面の明るさを周囲の明るさに合わせて調整しましょう。暗い場所で過度に明るくしたり、明るい場所で極端に暗くすると、目が余計に疲れます。さらに、コントラストを調整したり、文字サイズを読みやすい大きさに変更すると、無理に目を凝らさずに済み、疲れがたまりにくくなるため注意が必要です。

夜の時間帯には、ブルーライトを抑える「夜間モード」や全体の色味が落ち着く「ダークモード」が役立ちます。画面の刺激を抑えられ、就寝前でも目がリラックスしやすくなり、睡眠の質の改善にもつながります。

休憩の重要性:こまめな休息で目をリフレッシュ

長時間スマホを使用していると、目の筋肉に大きな負担がかかり、疲労が蓄積しやすくなります。目の健康を保つためには、意識してこまめに休憩を挟むことが大切です。

特に実践しやすいのが「20-20-20ルール」です。20分ごとに画面から目を離し、約6メートル以上先を20秒間見つめる方法で、ピント調節機能がリフレッシュされ、疲れの回復に役立ちます。

休憩の間に軽く目を閉じたり、目の周りをやさしくマッサージしたりすると、さらに効果が高まります。日常の中で意識的に休む時間をつくり、目の負担を積極的に軽減していきましょう。

ブルーライト対策:メガネやフィルムの効果

スマホやPCから発せられるブルーライトは、目の疲れや睡眠への影響が指摘されています。対策方法として、ブルーライトカット機能を持つメガネや保護フィルムの利用がおすすめです。これらのアイテムは、ディスプレイから出るブルーライトの一部をカットする役目があり、目の刺激を軽減する効果が期待できます。特に、長時間スマホを使用する方や、夜間にスマホを見る習慣がある方には効果的な手段となるでしょう。

ただし、ブルーライトカット製品の効果には個人差があり、過信は禁物です。あくまで補助的な対策として取り入れ、画面設定の見直しやこまめな休憩といった基本的な対策と併用する必要があります。専門医の中には、ブルーライトの影響よりも、画面を見続けること自体による目の酷使の方が問題であると指摘する声もあります。

関連記事:白内障手術を避けるための予防法と早期対策ガイド

スマホによる白内障を予防するためにできること

白内障の予防は、日々のスマホ利用対策だけでなく、全身の健康状態を良好に保つことが大切です。ここでは、食生活の改善から生活習慣の見直し、そして定期的な眼科検診まで、目の健康を長期的に守るための総合的なアプローチをご紹介します。

食生活の改善:目に良い栄養素を積極的に摂ろう

目の健康、特に白内障の予防には、毎日の食事が大きく影響します。特に抗酸化作用を持つ栄養素は、目の細胞を酸化ストレスから守り、白内障の進行を遅らせる効果が期待されています。積極的に摂りたい栄養素と、それらを多く含む食品は以下の通りです。

  • ビタミンC・E: 強力な抗酸化作用を持ち、目の水晶体を保護します。
    • ビタミンC: パプリカ、ブロッコリー、いちご、キウイ、柑橘類など
    • ビタミンE: アーモンド、ほうれん草、アボカド、うなぎなど
  • ルテイン・ゼアキサンチン: 黄斑色素の主成分で、目の網膜を保護し、ブルーライトなどの有害な光を吸収します。
    • ほうれん草、ケール、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、卵黄など
  • 亜鉛: 目の組織の健康維持に不可欠なミネラルです。
    • 牡蠣、牛肉、豚レバー、ナッツ類など
  • DHA・EPA(オメガ-3脂肪酸): 目の炎症を抑え、ドライアイの改善にも役立ちます。
    • サバ、イワシ、マグロなどの青魚

これらの栄養素をバランス良く食事に取り入れることで、白内障のリスクを低減し、目の健康をサポートできます。例えば、緑黄色野菜と魚を中心とした和食は、目に良い栄養素を効率的に摂取できる理想的な食事といえるでしょう。

生活習慣の見直し:質の高い睡眠と適度な運動

全身の健康は目の健康にも直結しており、白内障を予防するためには日々の生活習慣を整えることが欠かせません。まず意識したいのが、質の高い睡眠です。眠っている間に目の疲労は回復し、日中に受けたダメージを修復します。十分な睡眠時間を確保し、落ち着いた寝室環境を整えることで、目のコンディションを良好に保ちやすくなります。

加えて、適度な運動も大切です。体を動かすことで全身の血行が促進され、目に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。ウォーキングやストレッチなど無理のない範囲で続けられる運動は、ストレスの軽減にも役立ち、目の健康を間接的に支えます。

さらに、喫煙は白内障を含む多くの眼疾患のリスクを高める要素の一つです。目の状態が気になる方は、禁煙に取り組むのもよいでしょう。

定期的な眼科検診の重要性

「まだ若いから大丈夫」「特に症状がないから」と自己判断せず、定期的に眼科検診を受けることは、白内障の早期発見・早期治療のために大切です。白内障は初期段階では自覚症状がほとんどなく、知らないうちに進行しているケースも少なくありません。

眼科検診では、視力検査だけでなく、眼底検査や眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査などを行い、目の内部の状態を詳しく調べられます。これにより、白内障だけでなく、緑内障や加齢黄斑変性症といった他の目の病気も早期に発見できる可能性があります。

特に30代以降は、目の健康状態が変化しやすい時期です。自覚症状がなくても、年に一度は眼科で定期検診を受けることをおすすめします。早期に発見できれば、適切な治療や生活習慣の改善によって、進行を遅らせたり、より良い治療結果を得やすくなります。目の専門家のアドバイスを受けながら、ご自身の目の健康状態を定期的にチェックしましょう。

スマホによる白内障の治療法について

もし白内障と診断された場合でも、ご安心ください。現代の医療では、白内障は適切に治療できる病気の一つです。ここでは、白内障の治療の中心となる手術について詳しく解説し、治療後のケアについても具体的な情報を提供します。

白内障の手術について

白内障の根本的な治療は手術です。現在は「超音波乳化吸引術と眼内レンズ挿入術」が主流となっています。濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し、人工の眼内レンズを挿入する方法で、局所麻酔で行われ、所要時間は10〜20分ほどと短く、安全性も高いことが特徴です。

手術のタイミングは、視力低下によって日常生活に不便を感じ始めたときが一般的で、医師と相談しながら決めます。挿入するレンズは、遠近どちらかに焦点を合わせる単焦点眼内レンズと、遠近両方に対応できる多焦点眼内レンズなど種類があり、生活スタイルや希望に合わせて選択します。

手術後のケアと注意点

白内障手術後は、良好な視力を維持し、合併症を防ぐために適切なケアが不可欠です。手術直後は、目を強くこすったり、水に濡らしたりすることは避けてください。洗顔や洗髪は、医師の指示に従い、保護用の眼帯を装着するなどして慎重に行いましょう。

処方された点眼薬は、感染予防や炎症を抑えるために欠かせません。指示された回数と量を守り、正しく点眼してください。自己判断で点眼を中止することは絶対に避けましょう。

また、術後の経過を確認するため、定期的な眼科検診も重要です。検診では、視力の回復具合や眼内レンズの状態、合併症の有無などを確認します。万が一、術後に目の痛みや急激な視力低下、充血などの異常を感じた場合は、すぐに眼科を受診してください。適切なケアと定期検診によって、手術の効果を最大限に引き出し、快適な視界を長く維持することができます。

まとめ:スマホと上手く付き合い、目の健康を守ろう

今回は、スマホの長時間利用が白内障のリスクを高める可能性や、目の健康を守るための具体的な対策について詳しく解説しました。現代社会においてスマホは生活に欠かせないツールですが、その使い方によっては目に大きな負担をかけることも事実です。

白内障は加齢とともに発症リスクが高まる病気ですが、若年層でも発症する可能性があり、その背景にはスマホの使いすぎも指摘されています。しかし、適切な知識と対策を講じることで、リスクを軽減し、目の健康を維持しやすくなります。

スマホとの上手な付き合い方として、画面設定の見直し、こまめな休憩、ブルーライト対策が効果的です。さらに、食生活の改善や生活習慣の見直し、定期的な眼科検診も、目の健康を維持するためには欠かせません。

これらの対策を日々の生活に取り入れ、スマホと賢く付き合いながら、あなたの大切な目の健康を守っていきましょう。クリアな視界で快適な毎日を送るために、今日からできることを始めてみませんか。


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