単焦点か多焦点か|レンズ選びで後悔しないための判断ポイント|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

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眼科コラム

単焦点か多焦点か|レンズ選びで後悔しないための判断ポイント|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

眼内レンズとは何か?単焦点・多焦点の基本を理解しよう

眼内レンズ(IOL)とは、白内障手術で濁った水晶体を取り除いた後に目の中へ挿入する人工レンズです。大きく「単焦点眼内レンズ」と「多焦点眼内レンズ」の2種類に分かれ、どちらを選ぶかで術後の見え方・眼鏡の必要性・費用が変わります。

白内障手術は日本で年間約160万件行われており、すべての外科手術の中で最も多く実施されています。それだけ身近な手術だからこそ、レンズ選びの知識を事前に持っておくことが大切です。

眼内レンズの直径は約6mmで、柔らかいアクリル素材を折り畳んで約2.4mmの小さな切開創から挿入します。一度挿入したレンズは原則として半永久的に使用され、交換にはリスクを伴うため、最初の選択が非常に重要です。

 

レンズ選びで迷っている方へ

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単焦点眼内レンズとは?

単焦点眼内レンズは、遠方・中間・近方のいずれか1点にピントを固定するレンズです。健康保険が適用されるため費用負担が少なく、長年にわたり多くの症例で使用されてきた標準的な選択肢です。

  • 遠方(3~5m)に合わせると:裸眼で遠くが見えやすくなるが、手元には老眼鏡が必要
  • 近方(30〜40cm)に合わせると:手元作業は快適だが、遠くは眼鏡が必要
  • 中間(約1m)に合わせると:モニターの距離はよく見えるが、遠近両用の眼鏡が必要。

遠方にピントを合わせた場合、遠距離では裸眼視力1.0前後が期待できる一方、手元は0.4前後にとどまるため老眼鏡が必要になります。

多焦点眼内レンズとは?

多焦点眼内レンズは、1枚のレンズで2か所以上にピントを合わせられる設計のレンズです。老眼・近視・遠視・乱視を同時に改善できる可能性があり、眼鏡への依存度を大幅に下げられます。

多焦点眼内レンズの種類によっては、約8割以上の方が眼鏡を使わずに生活されています。ただし、単焦点と比べて1点あたりの見え方の鮮明さが劣る場合があります。

単焦点と多焦点、それぞれのメリット・デメリットは?

単焦点は「安定した見え方と低コスト」、多焦点は「眼鏡からの解放」が最大の特徴です。どちらが優れているというわけではなく、ライフスタイルや価値観によって最適解が異なります。

単焦点眼内レンズのメリット・デメリット

 

  • メリット①:健康保険適用で費用負担が少ない
  • メリット②:1点への光の集中度が高く、鮮明でコントラストの高い視界が得られる
  • メリット③:夜間のハロー・グレア現象が起こりにくい
  • メリット④:手術後のトラブルが少なく、見え方が安定しやすい
  • デメリット①:ピントを合わせた距離以外は眼鏡が必要になることが多い
  • デメリット②:老眼の改善は期待できない

 

多焦点眼内レンズのメリット・デメリット

  • メリット①:遠方・中間・近方の複数距離に対応し、眼鏡なしで生活できる場面が増える
  • メリット②:老眼・近視・遠視・乱視を同時に改善できる可能性がある
  • メリット③:スマホ・PC・読書・運転など多様なシーンに対応しやすい
  • デメリット①:費用が高額(片眼28万円〜40万円程度)
  • デメリット②:夜間に光の輪が見える「ハロー・グレア現象」が出ることがある
  • デメリット③:1点あたりの見え方の鮮明さは単焦点に劣る場合がある
  • デメリット④:目の状態によっては適応外となるケースがある

 

多焦点レンズは片眼28〜40万円程度の費用がかかり、後からレンズを交換することは高いリスクを伴うため、慎重な選択が求められます。

どんな人に単焦点レンズが向いているか?

費用を抑えたい方、夜間運転が多い方、細かい作業を高精度で行う方には単焦点レンズが適しています。眼鏡の使用に抵抗がなく、安定した見え方を最優先にしたい場合も単焦点が有力な選択肢です。

  • 費用を保険適用の範囲で抑えたい方
  • 夜間に車を運転する機会が多い方(ハロー・グレアを避けたい)
  • 精密な手作業・工芸・手芸など細かい作業が多い方
  • 眼鏡をかけることに抵抗がない方
  • 緑内障や網膜疾患など他の眼疾患を合併している方(医師と要相談)

単焦点レンズでも、ピントを合わせる距離の選択次第で生活の質は大きく変わります。どの距離に合わせるかは、術前のカウンセリングで医師と十分に相談することが重要です。

 

後悔しないレンズ選びのために

患者さまの目の状態や生活環境に合わせてご提案いたします。

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どんな人に多焦点レンズが向いているか?

眼鏡への依存を減らしてアクティブに過ごしたい方、老眼に不便を感じている方には多焦点レンズが向いています。費用面での負担は大きくなりますが、術後の生活の自由度が格段に上がります。

  • 老眼鏡・遠近両用眼鏡からできるだけ解放されたい方
  • 旅行・スポーツ・ゴルフなどアクティブな趣味がある方
  • スマホ・PC・読書など近距離作業が多い方
  • 仕事でさまざまな距離を頻繁に見る方(例:接客業、教師など)
  • 費用面での自己負担に対応できる方

多焦点レンズには「選定療養」という制度があり、白内障手術の基本部分(水晶体摘出・単焦点レンズ相当分)は保険適用となり、多焦点レンズとの差額のみを自己負担する仕組みが整備されています。これにより、以前よりも費用の見通しが立てやすくなっています。南船橋眼科では多焦点眼内レンズ・乱視矯正レンズを豊富に取り扱い、患者様のご要望に合わせた最適なレンズをご提案しています。

乱視がある場合のレンズ選びはどうすればよいか?

乱視がある方には「トーリックレンズ(乱視矯正眼内レンズ)」という選択肢があります。単焦点・多焦点の両方にトーリックタイプが存在し、白内障手術と同時に乱視を矯正できます。

乱視を矯正しないままレンズを挿入すると、術後も視界がぼやけたり二重に見えたりする症状が残ることがあります。術前の精密検査で乱視の程度を測定し、適切なトーリックレンズを選択することで、より鮮明な視界が期待できます。

  • 単焦点トーリックレンズ:保険適用で乱視を矯正しつつ1点にピントを合わせる
  • 多焦点トーリックレンズ:乱視矯正+複数距離への対応を同時に実現(選定療養)

南船橋眼科では乱視矯正レンズを含む多種多様な眼内レンズを取り扱っており、術前の詳細な検査データをもとに、患者様一人ひとりに最適なレンズをご提案しています。

費用の目安と選定療養制度について知りたい

単焦点レンズは健康保険適用で自己負担が少なく、多焦点レンズは選定療養となり費用が高くなります。費用の目安を事前に把握しておくことで、後悔のない選択につながります。

  • 単焦点眼内レンズ(保険適用):3割負担の場合、両眼で8万円程度多焦点眼内レンズ(選定療養):基本部分は保険適用、差額分を自己負担。片眼28万円〜が目安(南船橋眼科の場合)

選定療養制度とは、多焦点眼内レンズの使用を希望する場合に、白内障手術の基本的な費用(単焦点レンズ相当)は保険適用とし、多焦点レンズとの差額のみを患者が自己負担する仕組みです。2022年4月以降、対象レンズが拡充されており、以前よりも多くの多焦点レンズが選定療養の対象となっています。費用の詳細は受診時にご確認ください。

南船橋眼科での白内障手術・レンズ相談はどうすればよいか?

南船橋眼科では日帰り白内障手術に対応しており、手術時間は約10分程度です。多焦点眼内レンズ・乱視矯正レンズを豊富に取り扱い、患者様のライフスタイルに合わせた最適なレンズをご提案しています。

院長の佐倉達朗医師は、大学病院・総合病院において多くの白内障手術を担当してきた豊富な経験を持ちます。東京医科歯科大学(現:東京科学大学)先端近視センターでの経験も活かし、白内障と近視を同時にお持ちの方にも対応しています。

  • 所在地:千葉県船橋市若松2丁目2-1 ららテラスTOKYO-BAY 2階
  • アクセス:JR京葉線・JR武蔵野線 南船橋駅直結、改札から徒歩1分
  • 診療日:月・火・木・金・土・日・祝日(水曜休診)
  • 予約:WEB予約対応(一般診療は予約なしでも受診可能)
  • 手術の特徴:切開約2.4mm・出血ほぼなし・日帰り対応

雨の日もショッピングモール内を通って通院できるため、天候を気にせず受診いただけます。白内障の症状(かすみ・まぶしさ・夜間の見えにくさ)が気になる方は、まずお気軽にご相談ください。

📞 南船橋眼科:047-401-8652

南船橋駅直結 ららテラスTOKYO-BAY 2階|土日祝診療・WEB予約対応

よくある質問

 

単焦点レンズと多焦点レンズ、どちらが自分に合っているかわからない場合はどうすればよいですか?

まずは眼科専門医に相談し、術前の精密検査とカウンセリングを受けることが最善です。ライフスタイル・仕事内容・趣味・費用面を総合的に整理した上で、医師と一緒に決めることをおすすめします。

多焦点レンズを入れると本当に眼鏡なしで生活できますか?

多くの方が日常生活を眼鏡なしで過ごされており、使用するレンズによっては約8割以上の方が眼鏡不要と報告されています。ただし、細かい作業や夜間環境では補助的に眼鏡を使う場合もあります。

一度挿入した眼内レンズは交換できますか?

原則として挿入後のレンズ交換は推奨されません。レンズを取り出す処置はリスクを伴うため、最初の選択を慎重に行うことが大切です。

多焦点レンズのハロー・グレア現象はどのくらい気になりますか?

夜間に信号や街灯の周りに光の輪が見える「ハロー・グレア現象」は、最新のレンズでは軽減されています。多くの方は数か月で慣れますが、夜間運転が多い方は医師に相談の上で選択してください。

乱視がある場合でも多焦点レンズを使えますか?

乱視矯正機能を持つ「多焦点トーリックレンズ」があり、乱視がある方でも多焦点レンズを選択できます。術前検査で乱視の程度を測定し、適切なレンズを選ぶことが重要です。

白内障手術はいつ受けるべきですか?

視力低下・かすみ・まぶしさなどで日常生活に不便を感じるようになったタイミングが手術の目安です。白内障は手遅れになる病気ではないため、不便を感じた時点で眼科に相談することが推奨されています。

南船橋眼科での白内障手術の費用はどのくらいですか?

多焦点眼内レンズは片眼28万円〜が目安です。単焦点レンズは保険適用となります。詳細は受診時にご確認ください。

白内障手術は日帰りで受けられますか?

南船橋眼科では日帰り白内障手術に対応しており、手術時間は約10分程度です。切開は約2.4mmの小さな傷口で済み、出血もほとんどありません。

単焦点レンズでも老眼は改善されますか?

単焦点レンズ単体では老眼の改善は期待できません。老眼の改善を希望する場合は、多焦点眼内レンズが有力な選択肢となります。医師にご相談ください。

多焦点レンズが適応外になるのはどんな場合ですか?

緑内障・網膜疾患・角膜疾患など他の眼疾患を合併している場合は、多焦点レンズが適応外となることがあります。術前の精密検査で目の状態を確認し、医師が総合的に判断します。

結論

白内障手術の眼内レンズ選びに「絶対的な正解」はありません。費用を抑えて安定した見え方を求めるなら単焦点、眼鏡への依存を減らしてアクティブに過ごしたいなら多焦点が基本方針です。一度挿入したレンズの交換はリスクを伴うため、術前のカウンセリングで自分のライフスタイル・仕事・趣味・費用面を整理し、眼科専門医と十分に話し合って決めることが後悔しないための最善策です。南船橋眼科では豊富なレンズラインナップと経験豊富な医師が、あなたに最適な選択をサポートします。

 

眼内レンズの相談をご希望の方へ

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著者情報

南船橋眼科 院長 佐倉達朗

経歴

  • 筑波大学医学群医学類 卒業
  • 東京都立多摩総合医療センター 臨床研修医
  • 東京医科歯科大学医学部附属病院 眼科
  • 東京都保健医療公社大久保病院 眼科
  • 川口市立医療センター 眼科
  • 川口工業総合病院 眼科
  • 柏厚生総合病院 眼科
  • 南船橋眼科 院長

 


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