ドライアイは「乾き」だけじゃない!見落としがちな視機能低下の真実|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

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眼科コラム

ドライアイは「乾き」だけじゃない!見落としがちな視機能低下の真実|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

「目が疲れやすい」「何となく見えづらい」「夕方になると視界がぼやける」・・・こんな症状に心当たりはありませんか?

実はこれらの症状、単なる疲れ目ではなく、**ドライアイ**が原因かもしれません。ドライアイと聞くと「目が乾く病気」というイメージが強いかもしれませんが、近年の研究によって、ドライアイは視機能そのものに影響を及ぼすことが明らかになってきました。

南船橋眼科では、日々多くのドライアイ患者様を診察していますが、「乾燥感はそれほどないのに、見えにくさや疲れがひどい」という訴えをよくお聞きします。涙の量や質の異常は、私たちが思っている以上に日常生活の質を低下させる要因となっているのです。

本記事では、ドライアイの本当の姿と、見落とされがちな視機能低下のメカニズム、そして生活の質を取り戻すための具体的な治療アプローチについて、臨床現場での経験をもとに詳しく解説します。

ドライアイとは何か?~涙の役割と病態の基本~

ドライアイとは、涙の量が不足したり、涙の質が低下することで、目の表面が乾燥する病気です。

涙は単なる「水分」ではありません。角膜や結膜を保護し、酸素や栄養を届け、さらに異物を洗い流すという重要な役割を担っています。涙が不足すると、目の表面に傷がつきやすくなり、かすみ・異物感・疲れやすさといった症状が現れます。

現代ではスマートフォンやパソコンの使用増加により、船橋市・南船橋エリアでもドライアイの患者が増加傾向にあります。オフィスワーカーを対象とした研究では、全体の60%以上がドライアイもしくはその疑いがあるという報告もあります。

ドライアイは失明に繋がる病気ではありませんが、日常生活での不自由を引き起こし、生活の質を長期にわたって損なう疾患です。「たかが目の乾き」と軽視せず、適切な診断と治療を受けることが大切です。

ドライアイの2つのタイプ~あなたはどちら?~

ドライアイには大きく2つのタイプがあります。

涙液分泌低下型(涙の量が少ない)

涙そのものが少ないタイプです。涙腺からの涙の分泌が減少することで、目の表面を十分に潤すことができなくなります。加齢やストレス、自己免疫疾患などが原因となることが多く、特にシェーグレン症候群という自己免疫疾患では、涙腺や唾液腺の組織に対する免疫反応が生じ、強いドライアイや口腔乾燥症状をきたします。

蒸発亢進型(涙が蒸発しやすい)

涙の量は十分でも、涙が蒸発しやすいタイプです。まぶたの中にある「マイボーム腺」という脂を分泌する腺が詰まってしまい、涙の表面を覆う油層が不足することで、涙が急速に蒸発してしまいます。

これらは原因や治療方法が異なるため、正確な検査と診断が重要です。南船橋眼科ではフルオレセイン染色などの専門的な検査を行い、患者様の状態に応じた治療を提案しています。

診察室では、涙の量を測定する検査や、涙が目の表面にとどまる時間を測定する検査(BUT検査)などを実施し、どちらのタイプに該当するかを正確に見極めます。

見落とされがちな「視機能低下」の真実

ドライアイは「乾く」という訴え以外にも多彩な症状を生じさせます。

「ゴロゴロする」「目が開けにくい」「疲れる」という訴えもよく聞かれますが、近年の研究によって、ドライアイは「何となく見えづらい」など視機能の異常もきたすことが明らかとなりました。

涙の膜が不安定になると、なぜ見えにくくなるのか?

涙は目の表面に薄い膜を形成し、光を均一に屈折させる役割を果たしています。この涙の膜が不安定になると、光が乱反射し、視界がぼやけたり、夜間のまぶしさや見えにくさにつながることがあります。

特に以下のような症状が現れます。

  • 目が乾く、ゴロゴロする
  • 目のかすみや視界のぼやけ
  • 目の疲れやすさ
  • 夕方から症状が悪化する
  • まぶしさを感じる

診察室では、「視力は問題ないのに、なぜか見えづらい」という訴えをよくお聞きします。これは涙の膜の不安定性が原因であることが多く、適切な治療によって改善が期待できます。

ドライアイを悪化させる3つの「コン」

ドライアイは、患者様の生活スタイルや環境にも大きく影響を受けています。

ドライアイによるつらい症状を和らげるためには、悪化要因を減らす取り組みも重要です。特に注意すべきは、以下の3つの「コン」です。

1. エアコン

低湿度や低温は、涙の蒸発を亢進させるのでドライアイを悪化させます。冬場になるとドライアイが悪化するのはそのためですが、冬以外でも、エアコンの効き過ぎや送風を直接受けるような環境はよくありません。

2. コンタクトレンズ

コンタクトレンズは、薄い涙の膜をレンズの表面と裏側の2つの層に分けてしまいます。本来の膜よりも薄くなった涙の層は、より不安定な状態となるので、ドライアイが悪化してしまうと考えられます。

3. コンピュータ

コンピュータ作業を日常長く行う方では、ドライアイが生じやすくなることが分かっています。特にデジタルデバイスの使用時は、まばたきの回数が減少し、涙が均等に行き渡らなくなるため、ドライアイを引き起こしやすくなります。

これらの要因の悪影響を理解して、対処することが重要です。診察では、患者様の生活環境や職業についても詳しくお聞きし、個別に合わせた対策をアドバイスしています。

南船橋眼科のドライアイ治療アプローチ

南船橋眼科では、症状に応じて以下の治療を行っています。

点眼治療

ドライアイのタイプや重症度に応じて、以下の点眼薬を使い分けます。

  • ヒアルロン酸点眼(保湿):水分保湿効果と角膜上皮細胞の修復作用を持っています
  • ジクアホソルナトリウム点眼(涙分泌促進):ムチンと水の両方の分泌を促進し、涙の状態を改善します
  • レバミピド点眼(粘膜保護):粘液成分であるムチンの分泌を促進し、涙液層の安定性を向上させます

これらにより、目の表面を潤し、傷の修復を促します。重篤な場合や防腐剤アレルギーをお持ちの方には、防腐剤無しの使いきりタイプを処方します。

涙点プラグ

点眼薬で改善が不十分な場合、涙の排出口を塞ぐことで涙を保持し、症状の改善を図ります。

涙点プラグは、涙が鼻に流れ出る「涙点」という小さな穴に栓をすることで、涙を目の表面に長くとどめる治療法です。短時間で行える治療で、痛みもほとんどありません。

診察室では、点眼治療を数週間続けても改善が見られない場合に、涙点プラグの適応を検討します。

今日から始められる!日常生活でのドライアイ対策

ドライアイの改善・予防には生活習慣も重要です。

以下の対策を日常生活に取り入れることで、症状の軽減が期待できます。

  • 意識的にまばたきを増やす
  • パソコン作業は定期的に休憩(20分作業したら20秒遠くを見る「20-20ルール」がおすすめ)
  • ディスプレイは目線よりやや下に設置
  • 加湿器などで室内の乾燥対策
  • 人工涙液の使用

特にデスクワークやスマホ使用が多い方は、意識的な対策が重要です。

診察では、患者様の生活スタイルに合わせた具体的なアドバイスを行っています。例えば、オフィスワーカーの方には、デスクに小型加湿器を置くことや、1時間に1回は席を立って遠くを見ることをお勧めしています。

こんな症状があったら眼科受診を

以下の症状がある場合は、眼科受診をおすすめします。

  • 目の乾燥が続く
  • 視界がかすむ、ぼやける
  • 目の疲れが取れない
  • 異物感や痛みがある

軽度でも放置すると角膜の傷につながる可能性があるため、早期診断が重要です。

診察室では、「もっと早く来ればよかった」という声をよくお聞きします。ドライアイは慢性的な経過をたどることが多く、症状が徐々に進行するため、気づいたときにはかなり悪化していることもあります。

「これくらいなら大丈夫」と我慢せず、少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

南船橋眼科でのドライアイ診療の特徴

南船橋眼科は、南船橋駅直結で徒歩1分という通いやすい立地にあり、土日祝も診療に対応しています。

船橋市・南船橋エリアでドライアイや目の不調にお悩みの方が、継続して通院しやすい環境が整っています。WEB予約にも対応しているため、忙しい方でもスムーズに受診が可能です。

院長は、大学病院や総合病院において多くの白内障手術および近視外来を担当してきた経験があり、ドライアイの診断から治療まで専門的に対応しています。

クリニックは木目調のインテリアが映える落ち着いた雰囲気の院内で、診察室、手術室のほか、広々とした検査室や大きな鏡を備えたコンタクトレンズ処方用のカウンターも設置されています。

眼科手術専用顕微鏡やレーザー治療機器など先進機器も導入し、専門的な診療を地域の中でも提供できるよう診療環境を整えています。赤ちゃんの眼の悩みから、近視治療、白内障手術、緑内障診療、レーザー治療や硝子体内注射まで幅広く専門的な眼科医療を行っています。

コンタクト処方箋・めがね処方箋ご希望の方は予約必須となりますが、それ以外の一般診療は予約がなくても受診可能です。

まとめ~ドライアイは「乾き」だけではない~

ドライアイは、単なる「目の乾き」ではなく、視機能の異常をきたす疾患です。

「何となく見えづらい」「目が疲れる」といった症状の裏には、涙の量や質の異常が隠れているかもしれません。近年の研究によって、ドライアイが生活の質に大きく影響することが明らかになり、適切な診断と治療の重要性が増しています。

南船橋眼科では、フルオレセイン染色などの専門検査を行い、患者様一人ひとりの状態に応じた治療を提案しています。点眼治療から涙点プラグまで、症状に合わせた幅広い治療オプションをご用意しています。

「たかが目の乾き」と軽視せず、少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。南船橋駅直結で徒歩1分、土日祝も診療対応、WEB予約も可能です。

あなたの「見える」を取り戻すために、私たちがお手伝いします。

南船橋眼科

〒273-0012 千葉県船橋市浜町2-2-7 ららテラスTOKYO-BAY内

南船橋駅直結 徒歩1分

土日祝診療対応 | WEB予約可能

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ドライアイの症状がひどくなる前に

目の乾燥感だけでなく、視力低下や目の疲れもドライアイによるものかもしれません。早期の相談をお勧めします。

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著者情報

南船橋眼科 院長 佐倉達朗

経歴

  • 筑波大学医学群医学類 卒業
  • 東京都立多摩総合医療センター 臨床研修医
  • 東京医科歯科大学医学部附属病院 眼科
  • 東京都保健医療公社大久保病院 眼科
  • 川口市立医療センター 眼科
  • 川口工業総合病院 眼科
  • 柏厚生総合病院 眼科
  • 南船橋眼科 院長

 


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