白内障はいつまで運転できる?注意すべきサインと判断基準とは|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

〒273-0013 千葉県船橋市若松2丁目2-1
ららテラスTOKYO-BAY 2階
(南船橋駅直結 改札出てひだり)
TEL.047-401-8652
ヘッダー画像

眼科コラム

白内障はいつまで運転できる?注意すべきサインと判断基準とは|南船橋眼科|千葉県船橋市の眼科|白内障、緑内障、糖尿病網膜症

白内障と運転の関係

白内障は、目の中の水晶体が濁ることで視界が白くかすみ、光がまぶしく感じるなどの症状が進行する病気です。

特に高齢のドライバーにとって、視力の低下は安全運転の大敵となります。視野や明暗順応の衰えは事故の危険性を増大させるため、早期に状況を把握し適切な対応を検討することが重要です。

白内障による視力低下は、運転において複合的なリスクを生み出します。視界がかすんだりぼやけるため、車間距離が適切に把握できず追突する危険が増します。信号や標識の視認が遅れることで交差点でのミスが起きやすく、歩行者の発見が遅れて重大事故につながる可能性も考えられるでしょう。

ここでは白内障が運転にどのような悪影響を及ぼすのかを解説し、夜間に現れやすいサインや事故リスクが高まる理由、自覚症状が見られた際の対応まで詳しく紹介します。

白内障が運転に与える具体的な影響

白内障が進行すると視界が全体的にぼやけ、色のコントラストが低下して信号や標識の識別が難しくなることがあります。

とくに赤や青の認識力が低下し、信号待ちの際に誤認する可能性が高まります。視野の一部がかすんだり、全体に白い膜がかかったような感覚になるため、歩行者や自転車の動きが把握しにくくなることも特徴です。

道路標識や信号の見落としリスク

白内障により、道路標識、表示、信号などを見落とすリスクが考えられます。

一時停止の標識を見逃すことや、信号の判別が難しくなるなどの現象がドライビングシミュレーターを用いた検証で実証されています。また、速度超過区間の増加が見られる結果から、速度感覚の変化へ影響が出ることも考えられます。

夜間運転で気付きやすい白内障のサイン

昼間の運転では違和感を覚えなくても、夜間になると白内障の影響が顕著になるケースが目立ちます。

対向車のヘッドライトが強くにじみ、光の輪が広がって見える「ハロー現象」や、光が必要以上にまぶしく感じる「グレア現象」が現れやすくなるのが特徴です。暗い道路で標識や白線が見えづらく、判断が遅れてブレーキ操作が遅れることも起こります。

夜間にこれらの症状を自覚した場合は、白内障の進行が疑われます。

また、暗順応が遅くなるため、トンネル出口や街灯が少ない道で視界を失う恐怖を感じる方もいらっしゃるでしょう。白内障のサインを感じた際は「年齢のせい」と軽視せず、眼科での診察を受けることが重要です。症状が進む前に対処することで、安全に運転を続けやすくなります。

白内障でも運転は可能?免許更新の視力基準

運転免許を維持するためには、白内障による視力の影響を理解する必要があります。

免許更新の基準は種類ごとに異なり、一定の視力を確保できないと更新が難しくなります。眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても、濁りが強い場合は基準を満たせないことがあるので、注意が必要です。

普通免許・大型免許で求められる視力

普通自動車の運転免許更新時の基準は、「左右とも0.3以上で、両眼で0.7以上」が必要となります。

しかし、片眼の視力が0.3未満の場合は、もう片方の眼の視力は0.7以上で視野が左右150度以上必要となります。矯正視力で基準を満たせるケース

これらの視力は眼鏡などによる矯正視力でも可能です。

しかし、白内障では眼鏡、コンタクトレンズで矯正をしても視力が出づらい場合があります。そのため、運転免許の更新ができなくなることも少なくありません。

白内障が進行すると更新できない可能性も

白内障と診断されても免許の更新はできますが、視力基準を満たせなければ更新は困難です。

しかし、白内障手術を受けて視力が回復すれば、多くの場合は免許更新が可能です。白内障の手術が免許更新期日に間に合わず、運転免許を失効してしまうこともありますが、失効後6ヵ月以内であれば、視力検査を受け直すことで再交付されます。

更新期限が迫る場合の対処法

免許更新に合わせて白内障手術の検討をおすすめします。

しかし、手術のタイミングは希望どおりにならないこともありますので、余裕を持ったスケジュールで眼科医と相談するとよいでしょう。運転免許更新の希望があり、両眼で見て、視力0.7未満の方は、白内障手術が必要になります。

白内障手術が運転に役立つ理由

白内障は、進行した水晶体を元の透明には戻せないため、治すには手術が必要です。

南船橋眼科では、通院だけで治療ができる日帰り白内障手術を行っています。手術では角膜(黒目の横)に2〜3ヶ所小さな切開をつくり、超音波で濁った水晶体を細かく砕いて吸い出し、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れます。

視力が回復することで安全運転が可能になる

現在の白内障手術は2.4mmほどの小さな傷で行えるほど進歩しており、痛みも麻酔の目薬でしっかり抑えられます。

「怖い手術」と思われがちですが、多くの方が「思っていたよりあっという間だった」「不安が解消されて安心した」とおっしゃいます。手術により視力が回復すれば、信号や標識の視認性が向上し、夜間運転時のまぶしさも軽減されます。

年間多数行われる安全性の高い手術

白内障手術は高齢期に高い頻度で見られる病気に対する治療として、年間多数実施されています。

南船橋眼科ではAlcon社製のCENTURION という最新手術機器を導入しており、手術中の眼圧を細かく調整し、眼への負担を軽減し、手術リスクを低減するメリットがあります。これは国内外で評価の高い最新機種で、安全性に最大限配慮したい当院の姿勢を象徴する設備です。

手術を検討するタイミング

検討時期としては、対向車のライトが以前よりまぶしく感じるようになったり、ライトを見た後に残像で見えづらくなったり、メガネやコンタクトレンズなどで視力矯正を行っても視力があがらない、などの症状が出はじめたら考えましょう。

そのまま免許更新に臨んでも更新できない可能性があります。

さらに、白内障が進み水晶体の核の色に変化が現れ、信号の色の判別が困難になってしまうと重大事故のリスクが高まりますので、早めの検討が重要です。見えにくいと感じた時、まぶしい、かすむ、視力が下がったなどの症状があり、不便を感じた時が白内障手術の最適なタイミングです。

白内障手術後の運転再開

白内障手術を受けた後、いつから運転を再開できるのか気になる方は多いでしょう。

手術直後は視力が安定していないため、安全のために一定期間運転を控える必要があります。ここでは手術後の運転再開までの流れと注意点を詳しく解説します。

手術直後の運転が禁止される理由

手術当日は化粧・アイメイクは控え、前ボタンのゆったりした服装が安心です。

当日は運転できないため帰りの手段だけご確認ください。手術直後は目の状態が不安定であり、視界がぼやけたり光に敏感になったりするため、運転は危険です。

視力安定までの期間と目安

術後は翌日から家事・軽い仕事はOKですが、運転・激しい運動は約1週間控える必要があります。

視力が安定するまでの期間は個人差がありますが、一般的には1週間から2週間程度とされています。この期間中は定期的に眼科を受診し、医師の診察を受けることが大切です。

医師の許可を得てから近距離運転から始める

運転再開は医師の許可を得てから行いましょう。

最初は近距離の運転から始め、徐々に距離を延ばしていくことをおすすめします。夜間運転や高速道路での運転は、視力が完全に安定してから挑戦するようにしましょう。点眼の継続で感染予防を行い、不安があればすぐ相談可能となっています。

新しいメガネが必要になる場合もある

白内障手術後は、視力が大きく変化することがあります。

そのため、手術前に使用していたメガネが合わなくなる可能性があります。視力が安定した後、必要に応じて新しいメガネを作成することをおすすめします。南船橋眼科では、患者さまの生活(運転時間、仕事、趣味、読書・PC作業)に合わせて、後悔しないレンズ選びをご提案しています。

安全に運転を続けるための心がけ

白内障の症状がある方、手術を受けた方が安全に運転を続けるためには、日常的な心がけが重要です。

ここでは、安全運転を継続するための具体的なポイントを解説します。

定期的な視力検査を欠かさない

白内障は徐々に進行する病気であり、自分では気づかないうちに視力が低下していることがあります。

定期的に眼科を受診し、視力検査を受けることで、早期に変化を発見できます。南船橋眼科では、視力検査・細隙灯検査・散瞳検査などを用い、白内障の進行度や見え方の変化を丁寧に確認します。

夜間運転のリスクを理解する

白内障がある場合、夜間運転は特にリスクが高まります。

対向車のヘッドライトがまぶしく感じたり、暗い場所での視認性が低下したりするため、可能な限り夜間の運転は避けることをおすすめします。どうしても夜間に運転する必要がある場合は、速度を落とし、十分な車間距離を保つようにしましょう。

家族や周囲のサポートを受ける

視力の変化は自分では気づきにくいことがあります。

家族や周囲の人に、運転時の様子を見てもらい、気になる点があれば指摘してもらうことも大切です。また、運転に不安を感じる場合は、無理をせず家族に運転を代わってもらうなど、柔軟に対応しましょう。

安全第一で無理をしない判断が重要

運転は自分だけでなく、他の人の命にも関わる行為です。

視力に不安を感じたら、無理に運転を続けず、早めに眼科を受診することが重要です。白内障手術により視力が回復すれば、再び安全に運転を続けることができます。南船橋眼科では、丁寧な診断とわかりやすい説明、安全性にこだわった日帰り白内障手術、患者さまに合わせたレンズ選び、手術前後のフォローも手厚く行っています。

まとめ|白内障手術は南船橋眼科へご相談ください

白内障による視力低下は、運転に深刻な影響を及ぼします。

信号や標識の見落とし、夜間のまぶしさ、距離感の狂いなど、事故リスクを高める要因が多数存在します。しかし、適切なタイミングで白内障手術を受けることで、視力を回復し、安全に運転を続けることが可能です。

南船橋眼科では、最新機器を用いた日帰り白内障手術を提供しており、患者さま一人ひとりの生活スタイルに合わせたレンズ選びをサポートしています。運転や免許更新に不安を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

あなたの毎日が、またクリアに戻るように。南船橋眼科が全力でサポートいたします。

見え方に少しでも不安を感じたら、早めの受診が安全運転への第一歩です。白内障は進行性の病気ですが、適切な治療により改善が期待できます。安心して運転を続けるために、今すぐ行動を始めましょう。


詳細はこちら:
南船橋眼科

著者情報

南船橋眼科 院長 佐倉達朗

院長 佐倉達朗

経歴

  • 筑波大学医学群医学類 卒業
  • 東京都立多摩総合医療センター 臨床研修医
  • 東京医科歯科大学医学部附属病院 眼科
  • 東京都保健医療公社大久保病院 眼科
  • 川口市立医療センター 眼科
  • 川口工業総合病院 眼科
  • 柏厚生総合病院 眼科
  • 南船橋眼科 院長

PAGE TOP