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白内障手術とは?基本的な理解から始めよう
白内障は、目のレンズの役割を担う水晶体が白く濁り、視界がぼやけたり暗くなったりする病気です。主に加齢によって水晶体を構成するタンパク質が酸化して白く濁ることが原因です。
90代の約半数の方は、どこかの時点で濁った水晶体を透明な人工水晶体(眼内レンズ)に置き換える手術を受ける必要があるとされています。実際、日本では年間約150万件もの白内障手術が行われており、非常に一般的な手術となっています。
白内障手術は短時間で終わり、痛みもほとんどない安全性の高い手術です。しかし、約36%の患者さんが手術に対する恐怖心を抱えており、その半数以上が「失明への不安」を理由に挙げています。
この記事では、白内障手術で失敗しないための10のポイントを、眼科専門医の視点から詳しく解説していきます。
白内障手術の成功率と一般的なリスク
白内障手術は、現代医療において最も成功率の高い手術の一つです。成功率は95%に達するとされています。
手術自体に関しては、失敗することはほぼないと考えて問題ありません。技術面での失敗はほとんどなく、手術の方法も機器も十分な進化を遂げています。
もし失敗例があるとしたら、ごく稀に起こる術後の合併症などが挙げられますが、これも手術自体の失敗ではありません。事前の検査により医師が問題ないと判断したら、安心して受けていただいて大丈夫です。
では、本当の意味での「失敗」とは何でしょうか?それは眼内レンズの選択ミスかもしれません。適切なレンズ選びは眼科医にとっての使命であり、優れた術者として必要不可欠な条件なのです。
手術後に「目に違和感がある」と感じる方もいますが、これは必ずしも失敗ではありません。濁っていた水晶体が取り除かれ、以前より多くの光が目に入ってくるようになったため、光がまぶしく感じることがあります。これは慣れると気にならなくなることが大半です。
ポイント1:適切な医療機関・医師選び
白内障手術の成功において、最も重要なのは適切な医療機関と医師の選択です。どのような点に注意して選べばよいのでしょうか?
まず、電話応対の丁寧さをチェックしてみましょう。これは意外に重要なポイントです。ひとりひとりの生活に寄り添う手術こそ、白内障手術に欠かせないものだからです。
手術後の皆さんの生活が豊かになるように、細かな生活スタイルまで丁寧な聞き取りをしてもらえなければ、満足のいく見え方にはならないかもしれません。
次に、多焦点レンズや乱視矯正レンズを使用できるかどうかを確認しましょう。ご自身の希望が単焦点レンズであれ、多焦点レンズであれ、まずはさまざまなレンズを使用できなければ、選択の自由、それ自体がありません。
レンズ選択は手術を受ける皆さんの価値観で決めるべきです。多焦点レンズや単焦点レンズの良し悪し、それぞれのレンズのメリット・デメリットは生活スタイルによって決まるものだと考えています。
また、波面収差解析装置の有無も重要です。単焦点レンズであれ、多焦点レンズであれ、はたまた乱視矯正レンズであれ、種類の選択だけではなく、レンズ度数と乱視軸の決定が正確であることが極めて重要だからです。
どうですか?あなたの検討している医療機関は、これらの条件を満たしていますか?
ポイント2:自分に合った眼内レンズの選択
白内障手術で最も重要な決断の一つが、眼内レンズの選択です。眼内レンズには大きく分けて「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」の2種類があります。
単焦点レンズは「近く」「中間」「遠く」の3つに分けられ、どこがハッキリ見えるようになりたいかで選びます。近くは手元の30~50cm、遠くは5mより遠くの距離を指し、中間はその間の60cmから1mくらいの距離を指します。
例えば、車の運転、サッカーやゴルフなどのスポーツをする方の場合は、遠くがハッキリ見えるレンズがよいでしょう。テレビを見たり、料理をしたりすることが多い方には中間がハッキリみえるレンズ、スマートフォンやパソコン、新聞や本を読む作業が多い方には近くがハッキリ見えるレンズが勧められます。
焦点があっていない箇所はぼやけるため、遠くに焦点を合わせたレンズを挿入した場合は、手元を見るために老眼鏡が必要となります。また、近くに焦点を合わせたレンズを挿入した場合は遠くを見るためにメガネが必要になります。
一方、多焦点レンズは複数にピントが合うレンズで、「遠く」と「近く」の2点にピントが合う2焦点レンズや、「遠く」「中間」「近く」の3点にピントが合う3焦点レンズがあります。
多焦点レンズは、遠くも近くも見えるためメガネを必要としなくなる方が多いのがメリットです。白内障手術後になるべくメガネを使いたくない方や、メガネの掛けはずしをしたくない方に向いています。
ただし、手術後すべての方がメガネを必要としなくなるわけではなく、メガネなしで生活されている方は約8~9割です。ピントが甘かったり、暗いところでは細かい文字が見えにくかったりすることがあります。
また、多焦点レンズは誰にでも合うわけではなく、緑内障や網膜の病気がある方は、多焦点レンズを選択することができません。
ポイント3:術前検査の重要性と準備
白内障手術の成功には、術前の詳細な検査が欠かせません。これらの検査によって、あなたの目の状態を正確に把握し、最適な手術計画を立てることができるのです。
術前検査では、視力、眼圧、自覚的屈折検査、眼軸長、前房深度、水晶体厚、水晶体径、水晶体曲率半径、水晶体の傾き、白内障の程度、角膜厚、角膜屈折力、角膜内皮細胞密度などを測定します。
これらの検査データは、眼内レンズの種類や度数を決定する上で非常に重要です。特に眼軸長の測定は、術後の屈折誤差を最小限に抑えるために欠かせません。
また、波面収差解析装置を用いた検査も重要です。この装置を使用することで、より正確なレンズ度数と乱視軸の決定が可能になります。
術前には、医師から指示された点眼薬を正確に使用することも大切です。また、普段服用している薬がある場合は、必ず医師に伝えましょう。特に血液をサラサラにする薬(抗凝固薬)を服用している場合は、手術前に一時的に中止する必要があるかもしれません。
手術当日は、化粧や香水は避け、楽な服装で来院することをお勧めします。また、運転して帰宅することはできませんので、家族や知人に送迎をお願いしておきましょう。
これらの準備をしっかりと行うことで、手術当日の不安を軽減し、スムーズな手術につながります。あなたの目の状態を正確に把握するための術前検査に、積極的に協力しましょう。
ポイント4:術後ケアの徹底と注意点
白内障手術は短時間で終わりますが、術後のケアが手術の成功を左右します。手術直後から注意すべきポイントをいくつか紹介します。
まず、医師から処方された点眼薬は指示通りに使用しましょう。点眼薬には、感染を防ぐ抗生物質や炎症を抑える薬が含まれています。これらを正しく使用することで、合併症のリスクを大幅に減らすことができます。
次に、目をこすらないように注意しましょう。手術後の目は非常にデリケートな状態です。目をこすると、傷が開いたり、眼内レンズの位置がずれたりする可能性があります。
入浴に関しては、医師の指示に従いましょう。一般的には、手術当日のシャワーや入浴は避け、翌日からシャワーを浴びることが許可されることが多いです。ただし、洗髪の際は目に石鹸や水が入らないよう注意が必要です。
また、術後1週間程度は激しい運動や重い物の持ち上げを避けましょう。これらの活動は眼圧を上昇させ、傷の治癒を遅らせる可能性があります。
術後に気をつけるべき症状としては、強い痛み、急激な視力低下、目の充血の悪化などがあります。これらの症状が現れた場合は、すぐに医師に相談してください。
手術後、「光がまぶしく感じる」という方は多いものですが、これは濁っていた水晶体が取り除かれ、以前より多くの光が目に入ってくるようになったためです。慣れると気にならなくなることが大半です。
また、「視野の端に半孤状の光を感じる」「目が乾燥する」など、以前と違う見え方や状態に戸惑う方もおられますが、これらも手術後の経過によくあることで、時間が経つと解消されることがほとんどです。
あなたは術後のケアについて、どのような不安をお持ちですか?
ポイント5:術後の視力変化と適応期間の理解
白内障手術後、視力はどのように変化していくのでしょうか?多くの患者さんが気になるポイントです。
手術直後は、目の保護や麻酔の影響で視界がぼやけていることがあります。しかし、多くの場合、翌日には視力が改善し始めます。
術後1週間程度で視力は安定してきますが、完全に安定するまでには1〜3ヶ月かかることもあります。この間、徐々に視力が向上していくのが一般的です。
術後に感じる違和感として、「光がまぶしい」「色が鮮やかに見える」「視界が明るくなった」などがあります。これらは白内障で濁っていた水晶体が透明な眼内レンズに置き換わったために起こる自然な変化です。
特に光のまぶしさ(羞明)は多くの方が経験しますが、時間の経過とともに脳が適応し、気にならなくなることがほとんどです。
また、多焦点眼内レンズを選択した場合、「光の周りにハロー(輪)が見える」「コントラスト感度が低下した」と感じることがあります。これらも脳が新しい見え方に適応するにつれて、気にならなくなることが多いです。
両眼の手術を時期をずらして行った場合、片方の目が新しいレンズで、もう片方がまだ白内障の状態だと、色の見え方や明るさに違いを感じることがあります。これは両眼の手術が完了すれば解消される一時的なものです。
このような術後の視力変化や違和感は、多くの場合正常な経過の一部です。しかし、強い痛みや急激な視力低下、充血の悪化などの異常な症状がある場合は、すぐに医師に相談してください。
あなたの目と脳が新しい見え方に適応するまで、少し時間が必要です。焦らず、医師の指示に従いながら、徐々に新しい視界に慣れていきましょう。
ポイント6:費用と保険制度の活用法
白内障手術の費用は、選択するレンズの種類によって大きく異なります。費用面での不安を軽減するために、保険制度をうまく活用しましょう。
単焦点眼内レンズを用いた保険診療の場合、1割負担で片目約15,000円、両目約30,000円、2割負担で片目約30,000円、両目約60,000円、3割負担で片目約45,000円、両目約90,000円が目安となります。
多焦点眼内レンズを選択する場合、選定療養では手術費用は保険適用されますが、レンズ代は自己負担となります。例えば、手術代90,000円(3割負担)にレンズ代300,000円(自費)を加えると、合計約39万円となります。
完全自費診療の場合は、片目50万~100万円、両目100万~200万円程度かかることがあります。
高額療養費制度を利用すれば、実際に支払う金額を抑えることができます。この制度は、一定額以上の医療費を支払った場合、それ以上の負担が軽減されるものです。
70歳以上で1割負担の方は月の医療費の限度額が8,000円、2割負担の方は18,000円、3割負担の方は81,000円+αが上限となります。
重要なポイントは、同じ月に両目の手術を受けると上限額を超えずに済むことです。月をまたいで手術を行うと、それぞれの月で上限額が適用されるため、合計の負担額が増えてしまいます。
70歳未満の方も高額療養費制度を利用できますが、上限額が高めに設定されています。年収370万~770万円の方は90,000円が上限、年収770万円以上の方は252,600円+αが上限です。
また、医療費控除を活用することも忘れないでください。白内障手術の費用は医療費控除の対象となります。年間の医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすることで税金の一部が還付されます。
民間保険に加入している場合は、給付金が受け取れる可能性もあります。ただし、両目を同日に手術すると給付金が減る可能性があるため、保険の契約内容を事前に確認しておくことをお勧めします。
ポイント7:手術のタイミングと生活への影響
白内障と診断されたからといって、すぐに手術が必要なわけではありません。では、いつ手術を受けるべきなのでしょうか?
一般的に、日常生活に不便を感じ始めたときが手術のタイミングと言われています。例えば、運転中に対向車のライトがまぶしく感じる、新聞や本の文字が読みにくい、趣味の活動に支障が出るなどの症状が現れたら、手術を検討する時期かもしれません。
ただし、白内障が進行しすぎると、手術の難易度が上がることがあります。成熟白内障眼の白内障手術は通常の白内障手術と比較して難しいとされています。
また、白内障の進行度合いによっては、緑内障や糖尿病網膜症などの他の眼疾患の検査や治療が困難になることもあります。そのため、他の眼疾患がある場合は、比較的早めに手術を検討することもあります。
手術後の生活への影響も考慮すべき重要なポイントです。手術当日は運転ができないため、送迎が必要です。また、術後1週間程度は激しい運動や重い物の持ち上げを避け、2週間程度は水泳やサウナなどの目に水や汗が入る可能性のある活動を控える必要があります。
仕事への復帰時期は、職種によって異なります。デスクワークなら2〜3日後から可能なことが多いですが、肉体労働や粉塵の多い環境での作業は1〜2週間程度休む必要があるかもしれません。
両眼の手術を行う場合、通常は1〜2週間の間隔を空けて行います。この期間は、片方の目は新しいレンズ、もう片方はまだ白内障という状態になるため、色の見え方や明るさに違いを感じることがあります。
手術のタイミングや術後の生活については、医師とよく相談し、あなたのライフスタイルに合わせた計画を立てることが大切です。
ポイント8:合併症のリスクと対策
白内障手術は非常に安全な手術ですが、どんな手術にもリスクはあります。合併症のリスクを理解し、適切な対策を講じることが重要です。
術中に起こりうる合併症としては、後嚢破損、チン小帯断裂、虹彩損傷などがあります。これらは稀ですが、発生した場合は手術方法の変更や追加処置が必要になることがあります。
術後早期の合併症としては、眼圧上昇、角膜浮腫、前房出血、眼内炎などがあります。特に眼内炎は重篤な合併症で、早期発見・早期治療が重要です。目の痛み、視力低下、充血の悪化などの症状がある場合は、すぐに医師に相談してください。
術後晩期の合併症としては、後発白内障、嚢胞様黄斑浮腫、網膜剥離などがあります。後発白内障は最も一般的な晩期合併症で、眼内レンズを支える後嚢が白く濁る現象です。これはレーザー治療で簡単に解決できます。
これらの合併症のリスクを最小限に抑えるためには、以下の対策が有効です:
- 術前検査を徹底し、リスク因子を事前に把握する
- 経験豊富な医師による手術を受ける
- 術後の点眼薬を指示通りに使用する
- 術後の注意事項(目をこすらない、激しい運動を避けるなど)を守る
- 定期的な術後検診を欠かさない
- 異常を感じたらすぐに医師に相談する
特に術後の点眼薬の使用は非常に重要です。抗生物質の点眼薬は感染を防ぎ、ステロイド点眼薬は炎症を抑えます。これらを指示通りに使用することで、合併症のリスクを大幅に減らすことができます。
また、術後の定期検診も欠かさないようにしましょう。多くの合併症は早期発見・早期治療により、深刻な問題に発展する前に対処することができます。
合併症のリスクは確かに存在しますが、適切な医療機関選びと術後ケアにより、そのリスクを最小限に抑えることができます。不安なことがあれば、遠慮なく医師に相談してください。
ポイント9:手術前の不安解消と心の準備
白内障手術を控えた多くの方が、不安や恐怖心を抱えています。研究によれば、約36%の患者さんが手術に対する恐怖心を報告しており、そのうちの53%は「失明に対する不安」を理由として挙げています。
このような不安は自然なものですが、正しい知識を得ることで軽減できます。まず知っておきたいのは、白内障手術は最も安全性の高い手術の一つであり、成功率は95%に達するということです。
手術に対する不安を軽減するためには、以下のことを心がけましょう:
- 信頼できる医師とオープンなコミュニケーションを取る
- 手術の流れや術後の経過について詳しく説明を受ける
- 疑問点や不安なことは遠慮なく質問する
- 手術を受けた方の体験談を聞く
- リラクゼーション法(深呼吸、瞑想など)を実践する
手術当日は緊張するものですが、多くの場合、実際の手術は想像よりもはるかに短時間で終わります。局所麻酔により痛みはほとんど感じません。
手術中は医師の指示に従い、できるだけリラックスした状態を保つことが大切です。目を動かさないようにする、指示があったら目を特定の方向に向けるなど、医師の指示に従うことで、手術がよりスムーズに進みます。
また、手術前日は十分な睡眠を取り、当日は軽い食事を摂るなど、体調を整えておくことも重要です。
不安を完全になくすことは難しいかもしれませんが、正しい知識と心の準備によって、より落ち着いた状態で手術に臨むことができます。あなたの不安や疑問を医師に伝え、しっかりとコミュニケーションを取ることが、最も効果的な不安解消法かもしれません。
手術を受けた多くの方が「思ったより簡単だった」「もっと早く受ければよかった」と感想を述べています。あなたも適切な準備と心構えで、この人生を変える手術に臨んでみませんか?
ポイント10:長期的な目の健康管理
白内障手術は目の健康への第一歩に過ぎません。手術後も継続的な目のケアが重要です。長期的な目の健康を維持するためのポイントを紹介します。
まず、定期的な眼科検診を欠かさないようにしましょう。白内障手術後も、緑内障や加齢黄斑変性症などの他の眼疾患のリスクは残ります。早期発見・早期治療が重要です。
紫外線対策も重要です。紫外線は白内障だけでなく、他の眼疾患のリスク因子でもあります。屋外では帽子やサングラスを着用し、目を保護しましょう。
研究によれば、紫外線被曝量と白内障リスクには強い相関関係があります。特に幼年期の紫外線被曝量が成人後の白内障リスク因子として大きいことがわかっています。
また、近年の研究では、紫外線だけでなく、高温環境や熱中症も白内障リスクを高める可能性が指摘されています。水晶体温度が37度以上の熱負荷が続くと、核白内障リスクが増す可能性が高いことが明らかになっています。
バランスの取れた食事も目の健康に重要です。特にビタミンC、ビタミンE、ルテイン、ゼアキサンチンなどの抗酸化物質は目の健康に良いとされています。緑黄色野菜や果物を積極的に摂取しましょう。
喫煙は目の健康にも悪影響を及ぼします。喫煙者は非喫煙者に比べて白内障のリスクが高まるという研究結果もあります。禁煙は目の健康のためにも重要です。
糖尿病や高血圧などの全身疾患も目の健康に影響します。これらの疾患がある場合は、適切な管理を心がけましょう。
デジタルデバイスの使用が増える現代社会では、目の疲れを防ぐことも重要です。20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先を見る「20-20-20ルール」を実践するなど、目に休息を与えましょう。
白内障手術で視力が回復しても、目の健康管理は生涯続くものです。定期的な検診と健康的な生活習慣で、長く明るい視界を維持しましょう。
まとめ:白内障手術を成功させるための10のポイント
白内障手術は非常に安全で成功率の高い手術ですが、より良い結果を得るためには、いくつかのポイントに注意することが大切です。この記事で紹介した10のポイントを振り返ってみましょう。
- 適切な医療機関・医師選び:丁寧な対応、多様なレンズ選択肢、最新の検査機器を備えた医療機関を選びましょう。
- 自分に合った眼内レンズの選択:ライフスタイルや希望に合わせて、単焦点レンズか多焦点レンズかを選びましょう。
- 術前検査の重要性と準備:詳細な検査を受け、医師の指示に従って準備をしましょう。
- 術後ケアの徹底と注意点:点眼薬の使用、目をこすらない、激しい運動を避けるなどの注意点を守りましょう。
- 術後の視力変化と適応期間の理解:視力の安定には時間がかかることを理解し、焦らずに適応していきましょう。
- 費用と保険制度の活用法:高額療養費制度や医療費控除を活用して、費用負担を軽減しましょう。
- 手術のタイミングと生活への影響:日常生活に不便を感じ始めたら手術を検討し、術後の生活への影響も考慮しましょう。
- 合併症のリスクと対策:リスクを理解し、適切な対策を講じることで、合併症の可能性を最小限に抑えましょう。
- 手術前の不安解消と心の準備:正しい知識を得て、医師とのコミュニケーションを大切にしましょう。
- 長期的な目の健康管理:定期検診、紫外線対策、バランスの取れた食事など、継続的なケアを心がけましょう。
白内障手術は、視界の曇りを取り除き、あなたの生活の質を大きく向上させる可能性を秘めています。正しい知識と適切な準備で、より良い結果を目指しましょう。
手術に対する不安や疑問があれば、遠慮なく医師に相談してください。あなたの目の健康と快適な視界のために、私たち医療者も全力でサポートします。
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経歴
- 筑波大学医学群医学類 卒業
- 東京都立多摩総合医療センター 臨床研修医
- 東京医科歯科大学医学部附属病院 眼科
- 東京都保健医療公社大久保病院 眼科
- 川口市立医療センター 眼科
- 川口工業総合病院 眼科
- 柏厚生総合病院 眼科
- 南船橋眼科 院長